今と比べても斬新！DMM.comで大正15年に製作されたSF映画メトロポリスが観られる

「DMM.com」で観た「メトロポリス」は、やっぱりすごい映画です。フリッツ・ラング監督がなんと1926年（大正15年）に製作したSF映画で、この映画を観ていると、本当に今のSF映画監督たち偉大なる先輩だなと納得してしまいます。

ロボットが出てきたって、重厚で魅力的だし、出演している人間達もすごく魅力的。カット割りも、画面の構図も、今の映画と比べてもより斬新で面白い。いくら今のSF映画の基礎になっていると言っても、あまりにも完成されている感じがします。

製作時から100年後のディストピアと言う未来都市を描いていると言うことは、2026年を描いている訳です。2026年になる前に、今の世界はこの未来都市、未来世界よりもっと狂気的で退廃的になってしまっていると感じてしまいます。

未来は、こんな世界になって欲しくない！と思って製作されたのかは分かりませんが、製作者フリッツ・ラング監督が現代にやってきたとしたら、いったいどのように感じるのだろう、と考えてしまいます。