huluで出会った「SMASH/スマッシュ」！ミュージカル嫌いを払拭させる魅力的な作品

ドラマ「SMASH/スマッシュ」を視聴した感想です。このドラマにはhuluで出会いました。ニューヨークはマンハッタン、ブロードウェイを舞台にした、ショービジネス界のスターを目指す若者たちのドラマです。テーマがミュージカルの裏側というところで、当初、実はあまり僕の好みではなかったのですが、スティーブンスピルバーグ総指揮というところに惹かれ、期待を込めて試しに見てみることにしてみました。

華やかな街での、華やかな世界の話、そしてスピルバーグ、やはり期待通り雰囲気に圧倒的な豪華さのあるドラマでした。年を取るにつれて忘れかけていた、華やかな世界へのあこがれが、呼び起こされるようでした。ドラマ内でもふんだんにミュージカルシーンが流れるのですが、いつの間にか、かつての苦手意識はなくなり、逆に心躍らせながら見入っている自分がいました。

シーズン２では、新たにジミーとカイルというブルックリン出身の夢を追う青年が加わり、彼らの存在がドラマに泥臭さのようなものをもたらしてくれます。マンハッタンの華やかさと、ブルックリンの泥臭さ、この対比がリアリティを生み、親しみや共感を誘う、シーズン１とはまた違う魅力がありました。かつての僕のようにミュージカルタイプの作品に苦手意識がある方も、魅力に気付かされてしまう力を持った作品だと思います。