【ガッチャマンクラウズ】アニメ動画の感想と評価！Huluで新しいガッチャマン？

みなさんはHuluで配信中の「ガッチャマンクラウズ」というアニメを視聴しましたか？本作は日本を代表するアニメ作品であるガッチャマンを新しい切り口で描いた作品。テレビシリーズとしては33年ぶりの復活だそうですよ。

ガッチャマンクラウズとは

ガッチャマンクラウズは「科学忍者隊ガッチャマンF」から33年ぶりとなるテレビガッチャマンの新作。ただ、初めに言ってしまうと本作にガッチャマンらしさはほとんどありません。使われているのは一部のキャラクターの名前や、ガッチャマンという存在くらいのものであり、旧作のリメイクなどではないのです。ガッチャマンのデザインにしても有名な鳥のようなスーツではなく、もっとメカニカルなもの。しかし、その斬新さが非常に目新しく、今までには無かったガッチャマンを楽しむことができます。ストーリー展開がSNSサービス「GALAX」を中心とする、現代風なのも魅力的です。

個性的なガッチャマンメンバー

新生ガッチャマンメンバーは非常に個性的でした。昔のガッチャマンメンバーとは全く違った個性をそれぞれが持っています。特に主人公である一ノ瀬はじめは個性の固まりのような女子高生。僕っ子であり「～っす」という語尾が印象的。わりと非常識なことを簡単に口にしてしまうため、周りからは何を考えているのか分からない少女として見られがちです。しかし、その性格こそが本作の魅力。SNSサービスに対する意見などは考えさせられるものがあります。

これに対して、はじめから先輩と呼ばれる男子大学生の橘清音は常識人。誠実な考え方でガッチャマンとしての務めを果たします。ただ、流されやすい一面もあります。他にも公務員でありながらガッチャマンの枇々木丈や、おかま喋りで場を盛り上げるO・D、見た目的にはパンダなリーダーのパイマンなど、どのキャラクターも個性的。中でもおすすめしたいのは「うつうつします」という台詞が印象的な女子高生のうつつ。常に無表情でありながら、内心には熱いものをもっている性格が見ているこちらの心も動かします。基地などでは常に黒の水着だけで過ごしているのも良いですね。

豪華声優たちが共演！

ガッチャマンクラウズを見ていると、どの声も一度は聞いたことのあるものばかり。気になって調べてみると、非常に豪華な声優陣が共演していました。たとえば、主人公である一ノ瀬はじめを演じるのは「GJ部」や「さんかれあ」などで有名な内田真礼。彼女の「～っす」喋りは見終わった後も耳について離れません。また、先輩の橘清音を演じるのは「革命機ヴァルブレイブ」や「デンキ街の本屋さん」などで有名な逢坂良太。

他にもガンダムシリーズで名の知れた浪川大輔や、メディアへの露出も豊富な平野綾、そして今や人気ナンバー1声優と言っても過言では無い宮野真守など。宮野真守は昔のガッチャマンにも登場するベルク・カッツェを演じているのですが、その喋り方は魅力的。上ずった声でネットスラングを多用した毒のある台詞を吐きまくります。どんな喋りか気になる方は実際に作品を視聴。どの声が誰か予想しながら楽しんでみてください。

続編「ガッチャマンクラウズインサイト」も配信中！

ガッチャマンクラウズは放送当時から人気が高く、2015年には続編であるガッチャマンクラウズインサイトが放送されています。Huluではそんなインサイトも同時配信。初期シリーズを見て気に行ったら、すぐに続編を見始めることができます。インサイトではガッチャマンメンバーに新キャラも加わり、話は政治的な問題や人々の選挙に対する姿勢など、実社会でも問題になりそうなテーマを中心に新しい物語が描かれます。初期シリーズ同様に現代人であれば考えさせられる場面が多め。単純な娯楽作ではありませんが、それだけに視聴後は得るものがあるでしょう。