VODのモバイルアプリを比較してみた！使い勝手は違うのか？

各VODサイトではパソコンのみならず、ゲーム機やスマホでの視聴も可能としています。特にスマホは視聴者の多さから各社力を入れており、専用のモバイルアプリが登場済みです。今回はそんな各社のモバイルアプリを比較してみたので、スマホでの利用の参考にしてみてください。

使い勝手は違うの？

まず、モバイルアプリならどれでも同じと思っている方のために説明しておくと、アプリごとに使い勝手は違います。基本的な操作部分では似ていることも多いですが、細かい部分で差が出るのです。たとえば、あるアプリは動画を再生しながら音声の切り替えが可能ですが、あるアプリはそれが出来ず一度再生のやり直しが必要になります。こういった些細な差でも長く使っていると気になってくるので、モバイルアプリの使い勝手で契約するサイトを選ぶのもありでしょう。今から紹介するアプリの特徴を参考に比較してみてください。

huluはシンプルアプリ

VODの老舗的な存在であるhuluのモバイルアプリはいたってシンプルな作りです。ホーム画面に表示されているのはイチオシ動画や検索バーくらいのもの。使いにくいアプリにありがちなゴチャっとした雰囲気はありません。また、視聴していた作品がある場合は同時に表示されるので、すぐに視聴再開することができ、非常に利便性は高めです。ただ、視聴済みの作品であっても表示されるので注意しておきましょう。

他の操作がしたい時には下に表示されるメニューなどから選択していきます。デザインもシンプルなので、操作に戸惑うこともないでしょう。動画再生時もシークバーと一時停止ボタン、そして10秒巻き戻しがついただけの簡素なもの。ボタンも普通サイズなので押しやすいです。ただ、指定時間スキップする機能がついていないので、スキップするにはシークバーを弄る必要があり、小さめの画面だとストレスが溜まるかもしれません。

U-NEXTは機能性充実

U-NEXTは2015年のリニューアル時にアプリも進化しました。トップ画面に表示されるのは先ほどの同じイチオシ作品、そして視聴中の作品となります。同時にお気に入りの作品も表示されるので、あらかじめ大量にお気に入り作品を作っておくと便利でしょう。また、各種特集も表示されるので、今日は何を見ようかな、なんて時には利用してみてください。

そんなU-NEXTのアプリで特筆すべきは再生画面の機能。スワイプすることで10秒巻き戻しはもちろんのこと、なんと30秒スキップも可能です。これはアニメを延々と見る時に便利な機能。OPやEDが始まったら3回スキップ。これで本編や予告へ一瞬でワープです。

dTVで切り替え楽々

dTVのトップ画面は何だか楽し気なもの。各ジャンルごとにページが用意されており、スワイプすることで切り替えできます。ここで面白そうな作品を探すのもいいですし、マイリストであるクリップにあらかじめ登録しておくのもいいでしょう。dTVだけでは無いのですが、事前にアプリで動画をDLすることも可能。これなら途中で止まることもなく快適です。ただ、それなりの容量が必要になる点には注意しましょう。

dTVも再生画面に特徴を持っており、画面左右のはじに話数移動用のボタンがついています。また、海外映画などの音声切り替えが非常にスムーズなのも特徴。再生中であっても楽々、好きな言語へと切り替えです。先ほどのDLの場合は別なので、容量と共に気を付けてください。

まとめ

各社のモバイルアプリを比較してみると、どのアプリにも特徴があると分かります。huluであれば老舗らしいシンプルさがあったり、U-NEXTは機能性に優れていたり、dTVは音声切り替えが楽だったり、同じアプリでもそれなりに違うのです。どのアプリもこれからアップデートを続けていき、ユーザーが使いやすいように調整されていきます。ですので、使いにくいと思う部分があれば積極的に意見を送りましょう。