【だがしかし】アニメ動画の感想と評価！U-NEXTで駄菓子のアニメ？

実際に存在する駄菓子が登場することで話題になったアニメ「だがしかし」が、現在U-NEXTで見放題配信中。ここではそのあらすじや見どころ、感想などを紹介していくのでぜひ見ていってくださいね。

だがしかしとは？

だがしかしは週刊少年サンデーで連載中の同名漫画をアニメ化した作品で、2016年の1月から1クールで放送されました。駄菓子屋の息子でありながら漫画家を夢見る鹿田ココノツ。しかし、父である鹿田ヨウや駄菓子好きのヒロインの枝垂ほたるが何とか駄菓子屋を継がせようと奮闘する、という非常に単純なあらすじ。基本的にメインとなる駄菓子を用意し、それを主軸に話が展開していきます。大筋があるような作品では無く、1話で完結するコメディ作品なので見やすさは抜群。テンポがいいのであっという間に1クールが終わってしまいますよ。

実在の駄菓子が登場！

アニメや漫画の場合、いろいろな問題から実際にある商品に似た商品が使われることがあります。しかし、だがしかしに登場する駄菓子は実在するものばかり。「うまい棒」や「ヤングドーナツ」など、おそらく一度は食べたことのある駄菓子をアニメ内に見ることができますよ。どれも懐かしいもので実際に食べたくなること間違いなし。放送当時はアニメショップに駄菓子が並ぶという、前代未聞の状況を見ることもできました。実際に駄菓子の製造元への反響も大きかったようで、公式ツイッターによる喜びのツイートがされたほど。各種アニメサイトのランキングでも上々の成績を叩きだしたようです。タイトルにどんな駄菓子が登場するか書かれているので事前にその駄菓子を用意しておいて、視聴に臨むのも面白いかもしれません。

駄菓子うんちく満載

流石は駄菓子を主軸にする作品だけあって、非常に多くの駄菓子うんちくを知ることができます。ベビースターラーメン誕生の秘密や、グリコのパッケージの意味など。どれも皆が知っている駄菓子に関するものなので話のネタにもうってつけ。アニメなので知識もスラスラ入ってきます。

可愛いダブルヒロイン

駄菓子のアニメであろうと可愛いヒロインは可愛い。本作ヒットの理由はやはり主人公を取り囲む2人のヒロインの可愛さでしょう。メインヒロイン(？)である、ほたるは駄菓子のことが大好きすぎて、駄菓子のマスコットキャラクターに恋してしまうような変わった女子。駄菓子のことを語り始めると止まりません。時折、駄菓子の話を振ってほしそうな、あからさまな態度を見せる面倒な部分もあるのですが、そこがまたウザ可愛い。好みが分かれるとは思いますが、一時期流行った「涼宮ハルヒ」などを彷彿とさせる部分があります。

ちなみに声優は「ソードアート・オンライン」などで有名な竹達彩奈。ちょっと癖のある声がマッチしてますよ。また、忘れてはいけないのがもう一人のヒロインである遠藤サヤ。見た目としてはピアスをつけていたり、若干ギャル風ではあるものの、根は非常に純粋。いたる部分から主人公が好きという感情が伝わってきます。しかし、ザ・少年漫画の主人公といったココノツは鈍感で、サヤの感情に気づくことはありません。その、もどかしさは何だか初々しく、サヤがメインの話は見ているこっちがドキドきしてしまいます。ちなみに声優は「ハナヤマタ」などで有名な沼倉愛美。どちらのヒロインが好みか、駄菓子と共にこちらも楽しんでみてください。

ヒロインとは関係ない部分なのですが、個人的におすすめしたいキャラクターはココノツの父親である鹿田ヨウ。声を担当するのが「クレヨンしんちゃん」などで有名な藤原啓治であり、その喋り方が非常に印象的。ちょっと子供っぽい感じが好きになれます。

ギャグシーンはパロディ満載

OPからも分かるのですが、本作は有名ハリウッド映画や漫画のパロディが多く含まれます。知っている方ならついニヤリとしてしまう使い方をされているので、ぜひ探してみてください。特に「聖闘士星矢」のパロディが多い気がするので世代の方は要チェックです。