【デンキ街の本屋さん】アニメ動画の感想と評価！U-NEXTでハイテンションコメディ

U-NEXTで見放題配信されている「デンキ街の本屋さん」は笑いあり、恋愛あり、涙ありのハイテンションコメディ作品。ここでは、簡単なあらすじや見どころなどを紹介するので、まだ見てないという人はぜひチェックしてみてください。

デンキ街の本屋さんって？

デンキ街の本屋さんは水あさとによる同名漫画をアニメ化した作品。シンエイ動画によって製作され2014年の10月から1クール放送されました。「うまのほね」という架空の書店を舞台に、ひおたん、先生、腐ガール、カメ子、海雄、カントク、ソムリエといった店員が繰り広げるコメディで、大筋などはなく基本的に1話完結。キャラクターたちがもつ強い個性で何気ない日常が楽しいものへと変化していきます。ちなみに、キャラクターの名前は当然ながら本名では無く「あだ名」。本名については今のところ分かっていません。

アニメーション担当はシンエイ動画

先ほども言ったように、本作の制作を担当するのはシンエイ動画です。深夜アニメが主体の方だと知らないかもしれませんが、こちらは「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」など、現在も続く大人気テレビアニメを数多く制作する有名会社。そんなベテラン会社だけあり、作画を初めとしたアニメの出来は非常に安定しています。極端に作画が崩れたりすることもなく、安心して1クール分を視聴できます。また、シンエイ動画が制作なことからクレヨンしんちゃんのパロディシーンも存在。誰もが知るしんちゃんのワンシーンが見られるので、ぜひ探してみてください。

女も男も魅力的！

日常系コメディで重要なのはやはりメインキャラの魅力ですよね。本作はその点についても心配なし。メインをはる7人の男女はみんな違った個性で魅力的です。たとえば、原作1巻の表紙を飾る、ひおたんはいわゆるドジっ子で、ことあるごとに慌てた姿を見ることができます。また、他のメンバーを統率するカントクとの会話でドキドキしてしまうことも。そういった姿も含め、赤面するひおたんは本作のテンションの高さの理由と言えるでしょう。弄られひおたんには画面の前でついニヤニヤしてしまいます。また、漫画家志望の先生はこのあるごとに女子力の低さを弄られるキャラ。個の際の反応も実に可愛らしいものです。

他にも、ゾンビが大好きな内気系女子の腐ガールや、自分の容姿に見た目のない、裏方に周りがちなカメ子といった女キャラ。そして常識人かと思いきやかなりのオタク気質である海雄、ほぼ喋ることは無く客の望んでいる漫画を選ぶ力のあるソムリエといった男キャラなど。どのキャラクターも魅力満載で埋もれることはありません。デザインも特徴的なので気になる方は公式ホームページなどでチェックしてみてください。ちなみに、デンキ街の本屋さんのメインターゲットはおそらく男性だと思うのですが、珍しいことに男女比がほぼ均等。メインキャラ7人のうち3人は男という珍しい構成になっています。

恋愛模様にも注目！

本作はコメディ作品でありつつ、恋愛要素も多分に含んでいるので、ぜひそこに注目してほしいところ。特に先ほども触れたカントクとひおたんの恋愛は非常にドキドキするものがあります。一見するとクールなカントクは好きな人をいじめたくなってしまうような性格をしており、ことあるごとにひおたんを弄ります。それに対して過剰に反応するひおたんが本当に可愛い。いくつかある2人きりのシーンは本当によい雰囲気です。

また、先生と海雄の関係も個人的には気になるところ。互いに徐々に異性として意識し始める感じが、いかにもオタクの恋愛といった感じで好感が持てます。こちらは学生の恋愛っぽさがあるかもしれません。他にもソムリエと腐ガールの言葉をほぼ交わさずとも、何となく分かっている関係など、恋愛的に見ても魅力がたくさんの作品。やはり女子と男子はセットがいいよね、という考え方の人にもおすすめです。

豪華声優陣も見逃せない

最後に、本作の魅力的なキャラクターをひきたてる声優陣についても触れておきましょう。ひおたん役には高森奈津美、先生役には津田美波、カメ子役には相沢舞などが起用されていて、どれも原作のイメージまんまといった印象。中でも腐ガールの竹達彩奈は少ない台詞の中で内気なキャラクターをよく表現していると思います。竹達彩奈はOP曲も歌っているので意識して聞いてみてください。