dTV
2016年06月21日
【ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】動画の感想と評価!dTVで配信
この記事は約3分で読めます。
オラオラで有名な「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」を、あなたはもう視聴しましたか。まだであれば、dTVで全話配信されているので、ぜひチェックしてみてください。
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダースとは
本作は、もはや言わずとも知れたジャンプの有名漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の3部をアニメ化した作品。1,2部が2クールアニメとして放送され、その人気を受けて制作されました。それまで活躍した「波紋」ではなく、3部からはスタンドという背後霊のような存在が活躍。この能力をもつ主人公の空条承太郎が母親の命を救うべく、祖父のジョセフ・ジョースターや同級生の花京院典明、そして占星術師であるモハメド・アヴドゥルと共にDIOのいる地へと向かいます。また、旅の途中でジャン=ピエール・ポルナレフなどの新メンバーも加わります。大筋はこのような感じで、後は基本的にジャンプ漫画らしいバトルの連続。ただ、どの戦いにも個性的なスタンド使いが登場するため、似たようなバトルは一切なし。どれも手に汗握るものとなっているのです。
豪華キャストに注目!
本作は昔から大人気の作品なので、原作を知ったうえでアニメを見るという方も多いでしょう。そんな時に気になってしまうのが声。各々が既に頭の中でキャラクターの声をイメージしていると思います。本作はそんなイメージを裏切らないキャストが選出されており、どれもキャラクターにピッタリ。中でも主人公である空条承太郎を演じる、小野大輔には驚かされました。普段よりもワントーンほど低い声で喋っているため、初めは誰が演じているのか分からなかったほど。決め台詞の「オラオラ」も今では小野大輔以外に想像できません。
また、祖父のジョセフを演じるのは石塚運昇。20代の人なら「ポケットモンスター」のオーキド博士と言えば分かりやすいでしょう。その渋い声も実にマッチしていてキャラの魅力をひきたてます。アヴドゥルを演じる三宅健太は喋り方が非常にジョジョらしく、台詞の「~じゃあ」の部分に入る独特なアクセントが印象的。言葉では伝わりきらないと思うので、ぜひ実際に聞いてみてほしいところです。他にも花京院役に平川大輔、ポルナレフに小松史法など、どれも期待を裏切らない声優ばかりですよ。
安心の2クールプラス2クール
本作は全部で24話。いわゆる2クール作品となっています。原作を読んだことのある方なら分かると思いますが、ジョジョの3部は2クールアニメで収まるような出来ではありません。しかし安心してください。本作では分割4クールという、他にあまり類を見ない放送方法を採用。25話からは「エジプト編」となり、こちらも2クールで放送されました。そのため、話数不足で重要なシーンがカットされていたり、話がとびとびになるようなことはなく、ゆっくり丁寧にジョジョの世界観が描かれています。既に完結している作品なので、多くの漫画原作アニメのように未完で終わる心配もありません。しっかりと4クールでひとつの話を楽しむことができるので時間のある時に一気見してみてください。もちろん、dTVではエジプト編も配信していますよ。
スタンドの動きが凄い!
凄い、なんて言うと安っぽく聞こえるかもしれませんが、本作はスタンドの動きに非常に力が入っています。先ほども言ったように実質4クールアニメなのに関わらず、どの話をとっても作画は良質。スピード感のあるスタンドの動きは見ていて気持ちの良いものがあります。1コマ1コマの美しい原作もいいのですが動きのあるアニメにはまた違った格好良さが。原作にはない色もついているので、ただでさえ格好良いデザインのスタンドの格好良さが倍増ですよ。
OP主題歌が熱い!
本作はOP主題歌が熱いのも魅力のひとつ。橋本仁の歌う「STAND PROUD」は聞くたびに心を熱くさせてくれます。特にサビの「Stand up!」の部分はつい口ずさみたくなるメロディ。とは言え、これをカラオケなどで歌うと確実に力尽きると思います。ちなみに、映像の方を担当するのはテレビなどにも出演した神風動画。3Dと2Dアニメの融合により手描きアニメにはない魅力を表現しています。