Hulu（フールー）の「Breakind Bad」は全５シーズン終始不穏な海外ドラマ

huluで海外の連続ドラマ「Breaking Bad」を鑑賞しました。さすがに全５シーズンとなると、なかなか時間がかかる感じですが、他の海外ドラマと比べると、引き伸ばされた感じがなく、タイトに仕上がっていて面白かったです。

癌になった高校の化学教師が、家族にお金を残すために、自分の知識を使って、最高のドラッグをつくり、どんどん犯罪にはまっていく……という内容です。なかなか重い内容で、地上波とかでは流せないだろうという感じです。このドラマ、終始不穏な雰囲気が続きます。

作品のカラー自体が犯罪ものですので、もちろんそうなるのですがそれにしても何か毎回、どんよりした気持ちになりますね。

ここらへん、ストーリーはもちろん、演出が効いてるなあと思いました。不気味なアヴァンタイトルからのオープニング。そこで流れるスライドギター。この一連の流れだけで、今回も重そうだな…という気持ちになります。この雰囲気は舞台となっているアルバカーキの風景も影響してますね。あの荒涼とした南部の風景が、閉塞感を醸し出してる気がします。

個人的なお気に入りキャラはジェシー。ジェシーとウォルターの関係が、不穏な空気の中で唯一救いになっているような気もしました。