もっと知りたいVOD
2016年03月11日
映画鑑賞するならVOD?映画館?メリット・デメリットなどの違いを比較しよう
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一口に映画鑑賞と言っても様々な方法があると思います。たとえば、映画館で見たり、VODで見たり、DVDをレンタルしたり。今回はそんな方法の中からVODと映画館をピックアップ。それぞれのメリット、デメリットについて比較していきましょう。
映画鑑賞のメリット
「趣味は映画鑑賞」と言う人も多くいますが、本当に好きな人は映画館だけでなく自宅でも映画をよく観ていますよね。映画の中でいろいろな考え方や感情に触れることができるので、時には価値観を変えてくれたり知識を得ることもできるでしょう。友情や恋愛などで学ぶべき点もきっと少なくないはずです。また、映画の場合、自分の好きな作品を選べますから、アクション映画を選んでストレス発散、暗い気持ちの時は明るい映画と状況に合わせてチョイスできるのもメリットです。思いっきり泣きたいときも映画は大いに役立ってくれるでしょう。誰もが知っている有名映画なら話のネタにもなりますよ。
映画館のメリット
まずは映画館から見ていきましょう。映画館のメリットといえば、なんといっても迫力の大画面です。あれを自宅でまねできるかといえば、完全にノー。大富豪でもなければ不可能です。やはり映画はスクリーンで見るのを前提として作られている部分もあり、視界いっぱいの画面がグイグイと作品に引き込んでいきます。
また、音響についても映画館は一流。画面同様に迫力のある音で視聴者の聴覚をビリビリと刺激するのです。自宅に迫力の音響を用意するとなれば防音等で大変なので、これもメリットと言えるでしょう。最近は4D映画といって、椅子が揺れたり水しぶきが出たりする、最新鋭の映画館も存在します。そう考えると、映画館は一種のアトラクションのようです。
映画館のデメリット
では、これに対してデメリットはといえば、どうしても金銭的な問題が出てしまうことです。映画館や視聴方法によって異なりますが、現在の映画料金が1400円前後。毎週末に見に行くとして、1ヶ月で6600円もかかってしまいます。これは若い人にとっては手痛い出費。いくら映画が面白くても負担に違いはありません。
これに加えて映画館の立地によっては交通費がかかったり、交通時間があったり、上映時間以外の時間をとられがちです。土日などの場合は上映時間のかなり前に到着する必要があったり、何かと面倒がかかります。子供を連れての視聴だと暗さや音響から泣き出してしまうことも考えられ、なかなかに悩みどころです。
VODのメリット
映画館に対して、今後はVODについてまとめましょう。まず、メリットについてですが、とにかく時間や場所を気にしない部分は強みです。基本的にVODは定額で見放題なので、いつでも、どこでも、気軽に視聴が始められます。最近はスマホやタブレットでの視聴も基本となりました。映画館のように出向く必要もないので、交通時間や上映待ち時間でもう1本映画が見られます。
さらに、映画館と比べると圧倒的にかかる費用が低いです。VODにもよりますが、概ね月額1000円程度で見放題。10本見れば1本あたりのコストはたったの100円です。もはや映画館で1本見れば余裕で越してしまうことになります。また、映画館にありがちな予告編も一切なく、再生されるのは本編だけ。DVDのように再生まで時間がかかることもありません。映画館で放送しているような最新作は流石に無理ですが、新作をDVD発売と同時、あるいはそれより早く配信していることも。新作が無いんじゃないかと懸念されている人も大丈夫です。
VODのデメリット
上記のようなメリットを持ったVODにもデメリットは存在します。それは、映画館と比べると画面が小さめになってしまうこと。家庭によって幅はありますが、まず映画館より大きいことは無いでしょう。そのため、迫力部分を考えると映画館には敵いません。また、先ほども触れたように封切りの最新作が視聴できるのは映画館だけです。VODでの配信がいくら早くとも映画館での上映が終わってから数か月後。話題作を早く見たいという方は映画館が必須でしょう。ただ、最近は作品によって上映と同時にVOD配信しているアニメ等もあります。
さらに、映画館は完全オフラインなわけですが、VODはオンライン環境が必要です。とは言っても、もはやオンライン環境が無い状態の方が珍しいので、これは大したデメリットにならないでしょう。このようなメリットデメリットをまとめると、どうしても見たい話題作は映画館で見て、普段はVODという使い方が賢いと思われます。