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2016年07月02日
【文豪ストレイドッグス】動画の感想と評価!U-NEXTで五十嵐卓哉監督アニメ
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現在、U-NEXTでは「文豪ストレイドッグス」を見逃し見放題配信中。これが非常に面白いので未視聴の方はチェックしてみてください。女性向けと思われがちですが、男性が見ても十分に楽しめますよ。
文豪ストレイドッグスとは
文豪ストレイドッグスはヤングエースで連載されている同名の漫画をアニメ化した作品。「文スト」と略されることもあります。その名の通り登場するキャラクターは文豪たちであり、太宰治や芥川龍之介、国木田独歩などの名前を持ったキャラクターが異能力を使ってバトルを繰り広げます。主人公にチョイスされたのは中島敦で、彼がある事情によって太宰や国木田の属する探偵者に入り、物語が展開していきます。ビジュアルとしてはどのキャラも美男美女といった感じ。見ていくうちに名前などは覚えていくので文豪を知らずとも問題ありません。
それぞれの持つ異能力
本作のキャラ達がもつ異能力はそれぞれ違ったもの。たとえば主人公である敦のもつ能力は虎に変身するというものですし、太宰のもつ「人間失格」は相手の異能を向こうにするもの。他にも江戸川乱歩もつ、どんな難事件もあっという間に解決してしまう「超推理」や、国木田のもつ手帳に書かれたものを具現化する「独歩吟客」など。異能バトルものの醍醐味と言えば、やはりどんな能力が登場するかですよね。本作はその点で裏切るようなことは一切なく、どれも個性的な異能力ばかり。次はどんな能力が出てくるかワクワクしてきます。また、この異能はあの異能と相性が悪いなどを考えてみるのも醍醐味のひとつ。もしかしたら、想像していた組み合わせでの戦闘が本編で行われるかもしれませんよ。
美男美女揃い!
先ほども言ったように本作の文豪の名を冠したキャラたちは美男美女。とは言え、描き分けはしっかりと出来ていて、キャラが同じに見えるようなことはありません。主人公の敦はどこか頼りなさげな童顔系のイケメンだったり、国木田は目つきの鋭いコワモテ系であったり。それぞれ違った魅力の見た目をしています。そんな中でおすすめしたいのが神谷浩史演じる江戸川乱歩。
キツネのような目つきにハンチング帽という見た目が非常に格好良く、どこかだらしない性格もそそります。また彼がメインをはるエピソードではある事実が発覚。それが乱歩のキャラをさらに魅力的にしていると感じるのです。人によって感じ方は違うと思いますが個人的には乱歩がメインのエピソードを見てから、一番のお気に入りキャラになりました。メインとなるエピソードは5話目なので、ぜひそこまでは見てほしいです。貴重な乱歩のメガネ姿も見られますよ。
泉鏡花が可愛い!
何だか男性キャラばかりの紹介になってしまったので、ここでお気に入りの女性キャラも紹介しておきましょう。その名も泉鏡花。登場自体は後半の方なのですが、黒髪に着物姿、そして幼い見た目がとてもキュート。不愛想な感じもたまりません。ちょっと重い過去をもっている一面もあり、今後このキャラがどのように扱われていくのかも気になるところです。
ヒラヒラが格好いい
何のことだと思われそうですが、ヒラヒラはコートの裾のこと。本作の太宰や芥川はロングコートを羽織っており、そのスソ部分がどう考えても重力を無視して浮いていたり、ヒラヒラしてたりするんです。とてもアニメ的な解釈ではありますが、それが非常に格好いい。特に芥川の真っ黒のロングコートは中2心をくすぐるものがあります。異能力も影のようなもので相手を攻撃するという格好いいもの。太宰と芥川のロングコート組に因縁があるのも気になるところです。ちなみに、敦のベルトもかなりの重力無視っぷりなのでぜひ注目してみてください。
監督は五十嵐卓哉
本作の監督は「STAR DRIVER 輝きのタクト」や「キャプテン・アース」などで有名な五十嵐卓哉。監督だけの問題ではないかもしれませんが、この監督の作品はギャグシーンがとても印象的。本作でも線の太い独特なタッチで描かれるギャグシーンを堪能できます。他にも「桜蘭高校ホスト部」の監督をしており、かなり似たタッチのシーンがいくつかあるので、上記の作品で好きなものがある人は要チェック。男キャラの尻を魅力的に見せるシーンが多いのも監督の仕業かもしれません。こんな風に監督やスタッフで見るアニメを決めるのもいいものですよ。ちなみにシリーズ構成、脚本を担当するのは五十嵐監督とコンビを組むことの多い榎戸洋司です。